親はどうなの?

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■親のふり見て…
 「子供が、スマホに夢中で、なかなかやめられないです…」
 そんな悩みを持っている保護者の方は多いのではないでしょうか。
 そんな時、まず自分自身がどうなのか、ということを振り返る必要があります。
 蛙の子は、蛙。子は、親の行動をモデルにして行動します。だとすると、子どもがスマホを止められない理由は、親が止めていないからかもしれません。
 もちろん、子どもと大人で、状況はちがいます。仕事などのために、絶対に必要な部分もあるでしょう。でも、本当にそれだけでしょうか?
 子供は、最も近い他者です。だとすれば、子どもに何かをさせたければ、まずは自分が何をしているかを振り返る必要があるのです。
 また、今はスマホによる子育てをする人も増えています。
 昔ながらの子育てが全て全である訳ではありませんが、スマホによる子育てには、目が悪くなる、という身体的な影響もありますが、それ以上に、精神的に大きい影響があります。
 アメリカでの研究では、育つ中で、テレビを見る時間が多かった子供は、親との接触が多かった子供に比べ、共感の力に欠け、思考力も低かった、と出ています。
 スマホも、これと同じようなものです。
 また、幼いころから、ストレス回避行動としてスマホを選択させると、その習慣は成長しても持続します。まさに、三つ子の魂100までですが、考えてみれば、小さいころは「面倒くさいからスマホ見ていなさい」と言っていながら、成長したら「やめなさい」というのは、筋が通らない話ですね。
 いずれにせよ、自分自身が面倒臭いから、手間がかかるから、という理由で、子育てにスマホを取り入れるのは、あまり勧められない方法である、ということができるでしょう。
 大切なことは、スマホ依存だな、と思ったとしても、それを相手だけの問題、つまり、子どもだけが悪いから、と思わないことです。
 確かに、子どもは独立した個人ですが、それと同時に、最も身近なモデルである親を見て影響をうけます。
 自分自身も、顧みることが大切です。